危険なる処女時代

解説

フォックス映画や「第三眼」等のアイリーン・パーシー嬢、雪洲映画や「大自然の掟」「非凡の凡人」等のヘレン・ジェローム・エディー嬢やエドワード・ハーン氏、セネット喜劇にいたバート・ローチ氏等共演のユ社ジウエル作品で、原作はエドガー喜劇等で忘られぬ有名なブース・ターキントン氏である。A・P・ヤンガー氏が脚色し、「一国の風雲」等同様ホバート・ヘンリー氏が監督した。

1922年製作/アメリカ
原題:The Flirt

ストーリー

マディスン家の我儘娘、一家の溺愛の的コラは乙女らしい浮ついた定まらぬ心を持っていた。彼女は姉のローラが秘かに恋している事を知らずリチャード・リンドリーと婚約した。しかし昔この地にいたヴァレンティンというと男が再び現れると同時に彼女の心は忽ち彼に移った。ヴァレンティンは巧みに彼女の心を捉え、彼女の父を一員として町民の信用を得て、己が新会社を創め、斯くて集め得た金を持って逃走し、罪をすべてコラの父に帰そうとした。彼がニューヨークに捕らえられる一方、コラの父は町民から誤解されやはり捕らえられ様とした。コラはヴァレンティンの本性を知りいたたまれずリンドリーに結婚を乞うたが彼に断られ、他の求婚者と結婚した。父の不幸を見て怒りに燃えたローラはその結婚の最中に躍り込んでコラを我家に連れ帰り、ヴァレンティンについての一切を白状させた。斯くて悪人は滅び事件は落着しコラの心も漸く定まりローラは始めて恋人ランドリーの腕に幸福な身を寄せ得たのである。

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