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解説

クリント・ウォーカーの原案を、ウォーレン・ダグラスが脚本にし、ジョセフ・ペヴニーが監督したアクション・ドラマで、グリッズリー・ベアという灰色熊が活躍する。撮影はアカデミー賞カメラマン、ロイヤル・グリグスと「パームスプリングの週末」のハロルド・リップステイン、音楽はリース・スティーヴンスが担当。主演は「メリー・ポピンズ」のクリント・ウォーカー、「逃亡地帯」のマーサ・ハイヤー、ほかにキーナン・ウィン、ジャック・エラムなど。製作はテレビ出身のバート・ダン。

ストーリー

1880年、アメリカのワイオミング州。大男のジム・コール(クリント・ウォーカー)は10年間の保安官生活に終止符をうち、祖父から譲り受けた広い土地で、農牧業に専念することになった。ジムは以前、キャス・ドウディー(レオ・ゴードン)という殺し屋を監獄に送ったことがあった。そしてキャスはジムに復讐を誓っていたから、ジムの妻アンジェラ(マーサ・ハイヤー)にとって、一家がワイミングのホープに移って来たことは一層の喜びであった。しかし、幾つかの問題はあった。家が荒れはてていて修理代に相当の金がかかったり、実力者のジェッドがジムの土地を欲しがっていたり、また“サタン”と呼ばれるグリッズリー・ベア(灰色熊)が出没するとかいう問題もあったが、豪胆なジムは一向気にしていなかった。ジムには14歳の息子チャーリーと9歳の娘ジプシーがいて、町の人たちに可愛がられていた。春が訪れ、灰色熊が人里を荒らし始めた。ジムは被害が自分の牧場に及ぶと、ユタ州で彼の保安官代理を務めたことのあるサムを伴って灰色熊を追った。が、逆に追いつめられ、川に飛びこんでかろうじて逃げ帰った。凶暴な灰色熊は、人間をも傷つけ、ついに賞金がかけられた。ジムは賞金をとれば借金が返せると思い、サムと再び出掛けた。ところが殺し屋キャスが賞金の話を聞きつけ、ホープにやって来た。ジムはキャスの復讐から身を守りながら、灰色熊を追わねばならなかった。サムは知恵のよく働く灰色熊にすきを突かれて殺された。またジムもキャスに襲われ負傷した。手当のため帰宅したジムを、妻のアンジェラは必死に引き止めた。その夜息子のチャーリーは両親の争いを聞き、単身灰色熊を射ちに出かけた。翌朝、ジムは急いで息子の足跡を追い、息子と一緒になった。そして灰色熊を射止めた。キャスはその前に喉を引き裂かれていた。...

作品データ

原題 The Night of The Grizzly
製作年 1966年
製作国 アメリカ
配給 パラマウント

提供:株式会社キネマ旬報社

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