パリは懲り懲り

解説

ケイト・ジョーダン女史原作の小説なる“The Spirit of the Roarl”に基づき、ベイジル・ディッキー氏が脚色し、オスカー・アッフェル氏が監督したもの、主役は「待人来る」「恋の一太刀」等出演のヴァイオラ・ダナ嬢で、対手は「死の救援列車」等に出演し近頃売出しのワーナー・バクスター氏である。

1923年製作/アメリカ
原題:In Search of a Thrill

ストーリー

アン・クレマンスは遺産を相続して大金持ちになったので、パリへ遊びに出かけたがパリで彼女はアドリアン・トーレンスという昔馴染みの小説家に逢った。アドリアンはアンのような不真面な女は嫌いだと云って、ジャンヌというアバッシュの踊子に興味と牽かれて行くので、負けん気のアンは自分も姿をアパッシュの踊子に変え、彼の家へ盗みに入り、それによって彼の心を唆らうとした。アドリアンは直にアンの変装を観破したが、アンを連れてパリの哀れな人々の住む町を見物させ、彼らの惨めな生活振りを見せ、アンに同情の心を起させて、真面目な女にしてやろうとした。この試みは美事に成功して、アンは可哀そうな孤児を引取ってやろうと申し出た。アドリアンは彼女の本当の姿を見て喜んだ。

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