反逆の戦士

劇場公開日:

解説

ロバート・T・レイリーの冒険小説『ドネゴール王子、レッド・ヒュー』から、「まぼろし密輸団」のロバート・ウェスタービーが脚色、マイケル・オハーリーが監督した。撮影は「伯爵夫人」のアーサー・イベットソン、音楽を「猛犬ご注意」のジョージ・ブランスが担当した。出演者は、「獲物の分け前」のピーター・マッケナリー、「トマシーナの三つの生命」のスーザン・ハンプシャー、「殺しの免許証」のトム・アダムス、「戦艦バウンティ」のゴードン・ジャクソン、「ロード・ジム」のアンドリュー・キアーなど。製作はビル・アンダーソン。

1966年製作/アメリカ
原題:The Fighting Prince of Donegal
配給:ウォルト・ディズニー映画
劇場公開日:1967年12月1日

ストーリー

16世紀のイギリス諸島には強大なイングランドに対する憎悪が漲っていた。特にアイルランドはイングランドを憎んでいた。それは、エリザベス女王が、スペインの侵攻に備え、アイルランドの各地に砦を築き、兵を配置したからだった。アイルランドの豪族の1つ、オドンネル家には、“ヒューの後を、同じヒューという名の者が継いだ時、アイルランドは自由を獲得する”という伝説があった。城主ヒュー・オドンネルが死ぬと、若い王子のレッド・ヒュー(ピーター・マッケナリー)が後を継いだ。彼はこの伝説を思い出し、日頃愛するマックスウィー(アンドリュー・キアー)を訪ね、近在の豪族が団結してイングランドに対抗しようと訴えた。ヒューとマックスウィーは、豪族たちを集めた。豪族たちはオドンネル家の伝説を知っていて、ヒューに期待を寄せ、団結を誓った。しかし、エリザベス女王もこの伝説を知っており、アイルランドに不穏の形態ありと判断して、罠を仕掛けた。アイルランドの港にイングランドの商船が入った。その船から、マックスウィーとその娘カスリーン姫(スーザン・ハンプシャー)それにヒューが招待された。これが罠で、ヒューは捕まえられ、キャプテン・リーズ(ゴードン・ジャクソン)のいるダブリン城に監禁された。マックスウィーは豪族のヘンリー(トム・アダムス)と共に、総督にヒューの釈放を嘆願した。しかし、総督の傍らにいたリーズは、イングランドに対する反抗者として、ヘンリーをも監禁してしまった。ヒューとヘンリーはロンドンに送られることになった。それを知ったヒューとヘンリーは食事係を買収して脱獄した。怒ったリーズは、ドネゴール城を占領し、カスリーン姫と、ヒュー王子の母親イニーンを捕まえた。しかし、2人はひるまなかった。ヒューとヘンリーは豪族を集めた。そして戦いを挑んだ。リーズは捕まえられ、アイルランド各地に配置された、イングランドの砦は破壊された。

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