ハリウッド盛衰記
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解説

アリス・ホワイト嬢の第1回主演映画「高速度娘」の続編でJ・P・マッケヴォイ氏が特にホワイト嬢のために執筆した物語を「アンクル・トムス・ケヴィン」「恋のサーカス」のハーヴェイ・シュウ氏がジェームズ・A・スター氏と共同して脚色し、「レヴュー時代」「高速度娘恋愛合戦」のマーヴィン・ルロイ氏が監督し、「レヴュー時代」「愛欲の人魚」のソル・ポリート氏が撮影した。相手役は「闇の巷」「歓楽地帯」のジャック・マルホール氏が勤め、「外交」「世界の寵児」のブランシュ・スウィート嬢、「恋の花園」「紳士は金髪がお好き(1928)」のフォード・スターリング氏、ヴァージニア・セールル嬢、ジョン・ミルジャン氏等が助演している。

ストーリー

望みが叶ってディキシー・デューガンはブロードウェイの花形女優となり、恋人のジミー・ドイルは劇作家となったが、その後ジミーがディキシーのために書き下ろした「心と花」は不評判のうちに千秋楽となった。でジミーのポケットには20ドルの紙幣が1枚しかなかったが、宵越しの金は使えやしないという意地からディキシーが以前勤めていたナイトクラブに2人で出掛けた。ディキシーは当時のことが懐かしまれるので乞われるままに、彼女を有名にした唄と踊を演じた。ホリウッドからニューヨークに所用で来ていた映画監督ヴューロウはそれを見て彼女に映画出演を勧めた。ディキシーはブロードウェイで今度の狂言が失敗して気を腐らしていた矢先なのでホリウッドへ出掛けることになった。ところがホリウッドに着いてヴューロウから話のあった映画製作者オティスに会ってみるとディキシーにさせる役はないという御挨拶、憤慨してヴューロウを詰問すると演ってもらいたい役があるという。ディキシーが撮影所を見物しているとドンナ・ハリスという人気が下り坂の女優と知り合いになり、ドンナに誘われてその邸宅にお茶を御馳走になりに行った。そして色々とホリウッド生活の裏話を話して聞かされた。一方オティスはヴューロウ監督の手腕が信頼するに足りないので馘首してしまった。そのためディキシーは当てにしていた役がもらえなくなり、他にも雇い手がないのでオティスの許へ行くと、オティスも気の毒がり、ヴューロウが自作の脚本と称していたシナリオを調べるとそれは「心と花」だった。彼はニューヨークに電話をかけてジミーから映画化権を正式に購入し、ジミーに来るように言った。ディキシーは主役を勤めることとなりドンナ・ハリスにも一役振ってやる。うまく行っていたがディキシーが慢心して新しい監督を要求し、ストーリーを自分に好都合なように改作してもらいたいと言い出したのでオティスは怒ってディキシーを首にした。そのためドンナはまた失職したので悲観して毒を仰いだが、ディキシーとジミーとが駆けつけて命をとりとめた。ディキシーは改心して再撮影が始まり、遂に完成して華々しいプルミエルが行なわれた。それが大好評でディキシーもドンナもスターに取り立てられ、ジミーは監督になった。そしてディキシーとジミーとは結婚した。...

作品データ

原題 Show Girl in Hollywood
製作年 1930年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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