裸のランナー

劇場公開日:

解説

フランシス・クリフォードの小説を「愚か者の船」のスタンリー・マンが脚色、「国際諜報局」のシドニー・J・フューリーが監督したスパイ・アクション。撮影は「国際諜報局」のオットー・ヘラー、音楽はハリー・サックマンが担当した。出演は「クィーン・メリー号襲撃」のフランク・シナトラ、「いつも2人で」のナディア・グレイ、「ブルー・マックス」のデレン・ネスビット、14歳の少年スター、マイケル・ニューポートほか。製作はブラッド・デクスター。

1967年製作/アメリカ
原題:The Naked Runner
配給:ワーナー・ブラザース・セブン・アーツ
劇場公開日:1968年6月8日

ストーリー

サム・レイカー(フランク・シナトラ)は息子パトリックと2人暮らしの気ままな家具デザイナー。ある日、東ドイツのライプチッヒで開かれる見本市に息子と2人で出かけることにした。そんな時、第2次大戦中の戦友で、今はイギリス秘密情報局に勤めるスラッタリーが訪ねてきた。そして連絡員として仕事を依頼してきた。レイカーは即座に断ったが、この仕事が戦時中、彼の命を救ってくれた女性カレン(ナディア・グレン)を助けることにもなるのだと聞かされて承知した。息子をホテルに残して、1人出かけたレイカーは、息子が事故にあったと知らされ、現場に連れていかれたが、これは敵の罠だった。彼をむかえたのは東ドイツ保安局のハートマン大佐。彼は息子の命とひきかえに、48時間以内に、コペンハーゲンの1人の男を殺せと命じた。コペンハーゲンに着いた翌朝、レイカーはロンドンのスラッタリーに電話したが彼は悠長な返事をするばかり。仕方なくレイカーは盗み出したライフルを手に行動を開始したが、あえなく逮捕。大使館のおかげで、どうにか釈放されたが、その頃すでにレイカーは息子を救うためには殺人を犯すより方法がないと決心していた。目ざすホテルを訪れると、男は宿泊予約を取り消しており、ハートマンからのメモがあり、彼はすでにレイカーがロンドンへ連絡したことを知っていた。息子は殺されたに違いない。レイカーの怒りはハートマンに向けられた。そして彼を殺す計画を立てた。ところが意外なことが分かってきた。レイカーの親友スラッタリーはハートマンと通じており、この2人にレイカーはあやつられていたのだ。息子は生きていた。これがわかればレイカーはもう彼らに用はないのだ。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0息子と二人暮らしの元凄腕のスパイだった男に暗殺の仕事を引き受けさせ...

2020年10月11日
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息子と二人暮らしの元凄腕のスパイだった男に暗殺の仕事を引き受けさせようと組織の人間が芝居をうつみたいな映画。
ネタバラシしてとりあえず逃げよう、とかいう雑過ぎる終わり方。

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