箱入り亭主

解説

「歌へ陽気に」のレオ・カリーロ、「旅鴉子供連れ」のメアリー・カーライル、「ルムバ」のリン・オヴァマン、「浪費者」のジョージ・バービア、「東への道」のスプリング・バイントン、「お山の大将」のベニー・ベイカー、「平原児」のポーター・ホール、新顔のコレット・ライオンズ及びジョン・パターソンが共演する映画で、「復活(1934)」のプレストン・スタージェスが脚本を書卸し、「麗人遁走曲」のジョージ・アーチェンボードが監督し、ヘンリー・シャープが撮影した。

1937年製作/アメリカ
原題:Hotel Haywire

ストーリー

街の歯科医パークハウス夫妻は長年平和な夫婦生活を送り、二人の仲には年頃の娘フィリスがある。ところが誰かが戯れに彼のポケットに女の下着を入れておいたので、俄然夫婦の仲が気まずくなり、妻は知人である天文学者ゾディアック・Z・ジップ博士に相談した。この怪しげな天文学者はヴォドヴィル芸人パーティとジュヌヴィエヴの書いた占星術を読んだので、二人を探偵にしてやる、と約束し、パークハウス夫人に離婚を勧め夫を探らせる秘密探偵として二人を雇い入れさせた。娘のフィリスはフランクという恋人があり、親の反対も構わず結婚しようと思っている。ジップは一方パークハウスに夫人が近頃怪しいから行状調査の必要があると説いてやはりパーティとジュヌヴィエヴを雇わせた。二人のでたらめな報告を信じて、歯医者は夫人を離別しようと決心する。フィリスとフランクは秘かに結婚するためホテルへ行く。パークハウスはジュヌヴィエヴを連れてこのホテルへ来る。夫人はこの女が夫の相手だと考えて、やはり離婚訴訟を起こそうと人々を引き連れてやって来るし、息子の結婚を聞いて怒ったフランクの父親も駆けつける。ここでホテルは大騒ぎになり、歯医者夫婦を始め一同が、互いに追っかけっこをしている中に、そもそも離婚の原因はジップの企みと判り歯医者夫妻は元の鞘に収まり、ジップは町を追放されパーティとジュヌヴィエヴは元通りヴォードヴィルの舞台へ帰った。そしてフィリスとふランクの結婚もこの騒ぎでお互いの親を説き伏せて無事に許されたのである。

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