濃霧を衝いて

解説

ジャック・ベチドルト原作の小説を、ポール・ディッキーが脚色し、「逆巻く怒涛」と同じくアーヴィン・V・ウィラットが監督した。主役は「埃乃の月」「逆巻く怒涛」等主演のドロシー・ダルトンと、「嵐は去れり」「月の囁き」等出演のデイヴィッド・パウエルで、その他ヴァイタグラフの昔懐かしいモーリス・コステロや、昨年暮れ死んだマーサ・マンスフィールド等が出演する。

1923年製作/アメリカ
原題:Fog Bound

ストーリー

フロリダへ遊びに来ていた金持ちの青年ロジャー・ウェインライトはゲールという勝ち気な美しい娘に心ひかれた。ゲールの父ブレノンはアメリカ政府の収税吏であったが、付近のホテルで酒の密売をしているのを知り、役人と共に霧深い一夜ホテルを襲った。代理役人のブラウンがホテルの主人から金をもらって事を内密に葬ろうとするのを見て、ブレノンがそれを責めるとブラウンは無法にも彼を射殺した。ロジャーもちょうどこのホテルに居合わせたが、殺人の嫌疑は彼にかかりブラウンに追跡されて散々な目に会ったがミルドレッドという証人がブラウンが犯人である事を明かしたので彼はゲールとの恋に酔う事ができた。

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