狙われた駅馬車

劇場公開日:

解説

「誰がために鐘は鳴る」のダドリー・ニコルズの脚本によって、「死の接吻(1947)」のヘンリー・ハサウェイが監督、「情無用の街」のサミュエル・G・エンジェル製作になる1951年度西部劇。撮影は「イヴの総て」のミルトン・クラスナー、音楽監督はライオネル・ニューマン「脱獄者の秘密」である。主演は「征服への道」のタイロン・パワー、「ボー・ジェスト(1939)」のスーザン・ヘイワードで、「地球の静止する日」のヒュー・マーロウ、「インディアン征路」のディーン・ジャガー、エドガー・ブキャナン、ジョージ・トビアスなどが助演する。

1951年製作/89分/アメリカ
原題:Rawhide
配給:20世紀フォックス極東
劇場公開日:1953年1月2日

ストーリー

開拓時代の西部、サムとトム(タイロン・パワー)とが警備する駅馬車中継所ロウハイド近辺にジムマーマン(ヒュー・マーロウ)を頭とする4人組の強盗が立ち回ったとの知らせがあった。そこへ駅馬車が立ち寄ったが、小さい子を連れた乗客の若い女ヴィニー(スーザン・ヘイワード)は途中ぶっそうだというのでトムに出発を止められた。駅馬車出発後現れたジムマーマン達はうまく立ち回ってトム達が手を出せぬようにした。サムはヴィニーに急に告げにいこうとして射殺された。ジムマーマンはヴィニーをトムの妻と勘違いし、彼女と姪のコリーをトムと同じ部屋に閉じこめたのでヴィニーは腹を立ててしまった。トムは部屋から脱け出そうといろいろ努めたがうまくいかぬ中に駅馬車の到着する朝になった。ふとした間にコリーが壁穴から脱け出しており、ヴィニーが気づいて悲鳴をあげると手下の1人ティーヴィスは驚いてドアを開け、表に出ようとするヴィニーと彼とが争った。これを誤解したジムマーマンはティーヴィスを殴ったが逆に射殺された。トムはかくしてあった拳銃をもってティーヴィスが正に射とうとした時、1発の銃声でティーヴィスは倒れた。トムがふりむいてみるとヴィニイが銃を握って立っていた。

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