熱国の薔薇

解説

「海のモーラン」等同様ドロシー・ダルトン嬢主演で「深紅の挑戦」の次に作った嬢のパ社映画で、ジョン・コルトン氏の小説『独歩の気丈者』(The Cat That Walked Alone)からウィル・M・リッチー氏が脚色し、「シーク」等同じくジョージ・メルフォード氏が監督した。ワンダ・ホウリー嬢、ミルトン・シルス氏その他立派な顔触れである。

1922年製作/アメリカ
原題:The Woman Who Walked Alone

ストーリー

気に入らぬ或る伯爵と無理に結婚させられた英国の女アイリスは夫と離婚後南アフリカへ来て其地で旅館を営む事となった。1日其処へ殺人の嫌疑を以て役人に追われて1人の男が飛び込んで来た。彼女は巧みに彼を其処に引き止め役人に知らせたがその中に其男はかつて7年前の昔英国に於いて彼女が恋しく思っていた、前夫の運転手たりしクレメントである事が記念の1輪の花から知れ、危うく彼を脱れしめた。しかしクレメントが彼女に金を返すべく再び戻った時彼は捕らえられてしまった。アイリスは彼の身分を顧みず結婚した。そして彼女は夫の為に苦心して真の殺人犯人を見出し、濡衣晴れたクレメントと楽しい生活に入った。

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