奴隷船(1937)
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奴隷船(1937)

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解説

「密林の復讐」「永遠の戦場」のワーナー・バクスターと「ガルシアの伝令」「噫初恋」のウォーレス・ビアリーが主演する映画で、ウィリアム・フォークナーがジョージ・S・キング作の小説を改作し、「懐かしのケンタッキイ(1935)」のグラディス・レーマンがサム・ヘルマン及びラマー・トロッティと協力脚色し、「支那海」「恋は特ダネ」のテイ・ガーネットが監督に当たり、「恋は特ダネ」「二国旗の下で」のアーネスト・パーマーが撮影した。助演者は「嵐の三色旗」「女性の反逆」のエリザベス・アラン、「腕白時代」「我は海の子」のミッキー・ルーニー、「勝鬨」のジョージ・シルドクラウト、「八点鐘」のアーサー・ホール、ミナ・ゴンベル等である。

ストーリー

厳しい法の眼を逃れて、ジムを船長とするアルバトロス号の船員たちは、奴隷売買に従事していた。ある時上陸したジムは、ふとしたことから美しいナンシイと知り合い恋に落ちた。彼は今までの仕事から足を洗い、堅気の生活に入ろうと決心し、仲良しの一等機関士トムスンに命じて船員たちに金を分配して解雇した。しかしこれに不服の船員たちはジムとナンシイが船に乗った後で姿を現し、二人を監禁してアフリカへ向かった。初めてジムの過去を知ったナンシイは二人の未来を信じて彼を責めなかった。奴隷を積み終えたトムスン等は、ジムを一人アフリカに残して出帆したが、後を追った彼は秘かに子船から乗り移り、船員たちの銃に鍵をかけて彼らを閉じ込め、ナンシイと協力して舵を取り、そこから一番近いセント・ヘレナへ船を、向けた。セント・ヘレナには英国の官憲がいて、妙隷商人は捕らえられれば死刑に処せられるのである。ジムはナンシイを助け、近寄る船員を射殺しつつ眠りも食事も取らなかった。トムスンはジムのお気に入りの少年スウィフティーに命じて食物を持って行かせ、油断を見すまして襲おうとした。しかし少年はジムに信頼され拳銃まで与えられると、それを裏切ることは出来なくなった。スウィフティーは忍び寄るトムスン等を拳銃で追い払った。こうして船はセント・ヘレナの沖に掛かった。船員たちは最後の手段として奴隷を鎖のまま海中へ投げ込み証拠を消そうとした。これを見たジムは単身船員を脅して奴隷の鎖を解かせる。警備船が近づいた時、船は火を発しジムはトムスンを撃ったが、自分も彼に殴り倒された。トムスンは重傷の身で、スウィフティーと力を合わせてジムをを小船に運び、自分は船と運命を共にした。やがて裁判が開かれ船員は次々に処刑されたが、ジムは一身を犠牲にして彼らを阻止し奴隷を助けたことが判り、ナンシイと少年を連れ、ジャマイカに新天地を求め楽しい生活を始めることになった。...

作品データ

原題 Slave Ship
製作年 1937年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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