トスカ(1918・アメリカ)

解説

恋人を助けようとする歌姫の悲劇を描いた、プッチーニのオペラ『トスカ』の映画化。監督は「我が従兄」のエドワード・ホセ。主演はポーリン・フレデリック。

1918年製作/アメリカ
原題:La Tosca

ストーリー

歌劇の名星と唱われたトスカも恋には弱い女であった。嫉妬から恋人マリオを羅馬郊外の別荘へ尾行した。そしてマリオが国事犯人チェザーレを匿うのを発見する。ところへ警察署長スカピア男爵が来てチェザーレの所在を言えとマリオを責める。トスカは恋人の苦しみを見て男爵に事実を告げる。2人は同罪で捕縛された。男爵はその夜トスカに意に従えばマリオの命を助けると言う。トスカは止むなくこれに同意したので男爵は銃手を呼び出し空弾を用うべきことを命じた。トスカはマリオと自分の通過許可証を男爵からもらい、男爵を殺して恋人の許に走れば無惨マリオは殺されていた。逃げるトスカまた銃丸に倒れた。

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