凸凹殺人ホテル

劇場公開日:

解説

「凸凹西部の巻」と同じく、ロバート・アーサーが製作、チャールズ・T・バートンが監督、チャールズ・ヴァン・エンジャーが撮影した1949年度アボット=コステロ喜劇。ヒュー・ウェドロック・ジュニアとハワード・スナイダーがオリジナルストーリーを書き、彼等が「探偵の巻」のジョン・グラントと協同脚色した。音楽は「ダイナマイト夫婦」のミルトン・シュウォーツウォルド。アボットコステロに「虹を掴む男」のボリス・カーロフが加わり、「平和に生きる」のガー・ムーアや、レノア・オーバート、ドナ・マーテル、アラン・モーブレイらが共演する。

1949年製作/アメリカ
原題:Bud Abbott & Lou Costello Meet the Killer
配給:セントラル
劇場公開日:1951年3月27日

ストーリー

フレディ(コステロ)は「洞窟ホテル」のベルボーイ、ケイシー(アボット)はホテル付きの探偵で、2人は大の仲良しだった。粗忽者のフレディは、有名な刑事弁護士ストリックランドがホテルにやって来た時たちまち失敗をしでかし、支配人メルトンから解雇を言いわたされた。フレディはストリックランドに食ってかかったものの、後刻気がとがめてその部屋へ詫びに行くと彼は何者かに殺害されて、血染めのハンカチが残されていた。この日ホテルには奇術師スワミー(ボリス・カーロフ)以下6人の客があったが、彼らはすべてストリックランドの死に対して不利な過去の因縁を持つ人達だった。さて事件の容疑はフレディにかかり、しかも彼の部屋からは客のレリアとストリックランドの秘書ミルフォードの死体が現れるに至った。警官達は彼を逮捕しようとしたが、その時部屋の通風口からホテル近くの洞窟へ血染めのハンカチを持参せよと脅迫の声が聞えて来た。しぶしぶ出かけたフレディはそこで危うく覆面の怪人に殺されかけるが、やっと警官やケイシーに救われた。さてホテルでは警部ウィルマン(ジェームズ・フレイヴィン)が関係者をフレディの部屋に集め、事件の謎を解くことになった。指摘された犯人は意外にも支配人メルトンであった。彼は暴れ出したが、前日フレディの仕掛けておいた罠にひっかかり、見事ふんじばられてしまった。

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