鉄腕ジョーンズ

解説

「爆弾ジョーンズ」「戦慄を追う男」のバック・ジョーンズが主演する映画で、ミルトン・クリムスの原作をジョージ・プリンプトンが脚色し「国境飛行隊」「兄貴は世界一」のD・ロス・レダーマンが監督し、ベンジャミン・H・クラインが撮影した。助演者は「南方の騎士」のジョン・ウェイン、「暗夜行路」のスーザン・フレミング、ウォーレス・マクドナルド、エドワード・ルサン、ハリー・ウッズ等である。

1931年製作/アメリカ
原題:The Range Feud

ストーリー

ウォルトンとターナーは牧草地争いの為め数年来仇敵視して居る。此の地のシェリフに選ばれた快青年バック・ゴードンはターナーの息子クリントとは乳兄弟の間柄の孤児であった。彼には老ターナーは大恩ある人であるが、法は曲げられず、バックは牧草地の所有権はウォルトンに在りと決定する。ところがウォルトンが何者かに殺された時、かねてウォルトンの娘ジューディと恋仲のクリントが附近に居た為めに下手人として捕えられる。バックはクリントの無罪を信じて、真犯人の探索に努める。ウォルトンに家畜を売ったビガースという男が来た夜、又しても何者かがウォルトンの家畜の掠奪を計った。バックはこれを追い敵弾に傷く。クリントはウォルトン牧場の牧童連の私刑に遇おうとするが、ビガースが偶然手に入れたズボンの布切からバックは真犯人が家畜泥棒ヴァンドールである確証を揃り、親友クリントを救う事が出来た。(コロンビア支社輸入)

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