妻を疑うなかれ

解説

「歓楽の影」等に出演したリー・ベイアード嬢が自社を設立しアソシエーテッド・エキジビター社の為に製作した社会家庭劇で、嬢は主演者として以外原作脚色者としても腕を奮っている。監督は「第三眼」同様ジェームズ・W・ホーン氏。老巧エドワード・ペル氏や、お馴染みのエモリー・ジョンソン氏等が共演している。

1922年製作/アメリカ
原題:Don't Doubt Your Wife

ストーリー

ジョン・マニングは常々妻のローズに対して嫉妬深い眼を向けていたが、ある夜突如襲来した嵐の為衣類を濡らしたローズが、かねてから彼女に好意を持っていた青年ハーバード・オルデンの外套を来て晩く帰った為、遂にジョンの邪推は破裂点に達し彼女を家から追った。間もなく3人の間に離婚手続きが住んだ。ローズは未だに前夫ジョンを愛していたのであるが、ハーバートの切なる愛情をも却け兼ね青年と婚約しいよいよ結婚の日も来た。その日彼女はジョンの子たる嬰児を宿している事を知った。ハーバートは真の幸福を3人に託すべき道して、ジョンに万事の事情を率直に説いて和解し、自分のローズに対する恋を犠牲にして擲ち、期待したその結婚の日に、却ってジョンとローズとを再び神の名によって結びつけたのである。

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