散り行く魂
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解説

「自由の魂」「愛に叛く者」「令嬢殺人事件」と同じくクラレンス・ブラウンが監督した映画で、原作はジョージ・スカーボロがデイヴィッド・ベラスコと合作した舞台劇で、映画脚色は「渓谷の狼児」のジョン・グッドリッチと「永遠に微笑む」「夫婦戦線」のクローディン・ウェストが共同し、撮影は「令嬢殺人事件」「雨」のオリヴァー・T・マーシュの担当である。主役は「マデロンの悲劇」「戦場よさらば」のヘレン・ヘイズと「若き血に燃ゆる頃」「マタ・ハリ」のラモン・ノヴァロで、「ジンギスカンの仮面」「マデロンの悲劇」のルイス・ストーン、「上海特急」「龍の娘」のワーナー・オーランド、H・B・ワーナー、ルイズ・クロッサー・ヘイルが助演している。

ストーリー

サンフランシスコの中華街に住んでいる中国人医師ドン・トンは、母国における革命のシンパサイザーの有力者の1人であった。彼は志を同じくする有力者達と協力して、10万ドルの軍資金を調達し、武器を中国の革命軍に輸送しなければならなかった。彼にはリン・ファと呼ぶ美しい1人娘があり、同国人の留学生トム・リイと恋仲だった。革命派の首領ジン・カイは資金調達のために娘を結婚市場に出す事を提議した。男子と生まれなかった事を残念がっているリン・ファは喜んで母国のために犠牲となる。彼女を買ったのは金持ちのフェン・シャだったが、彼こそは王朝派に雇われて革命派領袖連を狙っている暗殺者であった。彼は10万ドルでリンを買い、後でドン・トンを暗殺して金を奪還する計画だった。トム・リイは革命党首領の息子チュン公子の仮の名であったが、それを王朝派に勘づかれたので彼は寺院内に身を隠した。一方リンとフェン・シャの結婚式が行われることとなったが、その時トムは寺僧に変装して結婚式場のドン・トンの家に忍び入った。それを知るのはリンのみだった。トムはフェンが本国からの王朝派の密使と密談してるのを聞き、ドン・トンが暗殺され10万ドルを奪還された事を知り、それを取り戻そうとして却って刺された。リンは父と恋人の仇フェン・シャを討ち無事に武器を積んで故国へ帰ったが、トムを失った彼女は悲しげであった。...

作品データ

原題 The Son Daughter
製作年 1932年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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