痴情(1963)

劇場公開日:

解説

ニューヨーク・デイリー・ニュース紙の特集記事「アメリカの郊外における性生活」を、「お前が罪人だ」のジョー・サルノが脚本化、監督した暴露ドラマ。製作はバートン・ブラッドレイ、撮影はジム・マーコス、音楽はサム・フィーデルが担当した。出演者は新人アリス・リンビル以外は、W・B・パーカー、オードリー・キャンベル、ラナ・モンロー、マーラ・エリス、デレク・クレーンら無名の俳優。

1963年製作/アメリカ
原題:Sin in the suburbs
配給:東京第一フィルム
劇場公開日:1964年2月14日

ストーリー

ニューヨークの郊外は中流家庭が多い。高校生のキャシイ(アリス・リンビル)は、男友達に誘惑されいたずらされそうになって家に帰った。ところが、母親のあらぬ行為をそこに見て大きなショックを受けた。話を聞いた近所に住むイベットはキャシイをいたわる。彼女もイベットを慕って訪ねては時間を潰すようになった。また、イベットは愛人とともにこの郊外に住む愛欲に飢えた婦人たちや、彼女たちと関係を望んでいる男を集めて秘密恋愛クラブを作りひと儲けしようと企んでいた。そしてこの会にキャシイの母も入りキャシイもクラブを手伝うようになった。母娘で出席していたのだが、全員が仮名であり、仮装であるため気づかなかった。その会は狂気の沙汰と言えるものであり、罪の意識に悩む者も出て、離婚した女も出た。ある夜の会合で母親は香水の匂いから娘の出席していることに気づいた。2人は互いに自堕落な生活を非難しあったが、その罪の意識は、2人にとってあまりに大きい試練ともいえた。

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スタッフ・キャスト

監督
脚本
ジョー・サルノ
製作
バートン・ブラッドレイ
撮影
ジム・マーコス
音楽
サム・フィーデル
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