探鉱家

解説

デーン・クーリッジ氏の原作で、ドナルド・クリスプ氏監督の活劇で、主役はファーラー嬢の相手として「神に見離された女」「ジャンダーク」等で古典劇に於る手腕を見せたウォーレス・リード氏と「情熱の国」「鉄火ブライス」等に主演したアン・リットル嬢である。

1918年製作/アメリカ
原題:Rimrock Jones

ストーリー

「アペックス法」という法律があって鉱山の最頂上に鉱脈を発見せしものが鉱脈の連続さるる限り自分の所有とさしたことがあった。リムロック・ジョーンズはかつてこと法律の罠にかかって所有の鉱山を取り上げられてしまったことがある。ところが今度はまたリムロック・ジョーンズは銅鉱を掘り当てたので、前のことで懲りて忠僕ソンの名義で鉱脈の最頂上に目標を立てた。その間にリムロックは東部の資本家を連れて来て金を出させて自分が全権を握って作業をすることにした。ところが東部の資本家はソンが市民権を持っていないだろうと察してソンの名義が大晦日の晩に期限がきれるのでリムロックをニューヨークへ招き寄せておいて、その留守にこの鉱山を奪おうともくろんだ。リムロックは危険を冒して鉱山へ急ぎ、帰って来て今度は完全に自分の所有とする。

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