楽しき時間

解説

「野の少女」でスターとなったザス・ピッツ嬢の作品で、「名門の血」等の監督者キング・ヴィダー氏の原作及び監督になったもの、「筋に極立っての山場はないが、全体としての気分が面白いもので、日の光を見るような映画である」とニュース誌は評していた。

1919年製作/アメリカ
原題:Better Times

ストーリー

不景気な旅館の娘ナンシーは自分の家へちっともお客が来ないので悲観したが、ピーターという都の男を1人捕まえて、ほとんど強制的にお客にしてしまう。彼女は番頭であり、女中であり、そしてできるだけのご馳走をした。だんだんとお客がついてきたが、そのうちピーターが急いで帰国し、やがて彼女の父も死んだので、ナンシーは6000ドルの保険金をもらってから、ある女学校へ入った。ところがお友達には皆恋人から手紙が来るのに自分には1つも来る当てがないので、ナンシーは有名な野球選手スパイク・マコウレーが恋人であるように装い、自分で手紙を書いてはそれを友達に見せびらかしていた。しかるにその野球団が近くの町に来てスパイクもその中にいたので、ナンシーの苦肉の作の謀が露見しそうになったが、意外にもそれがかつて仲の良かったピーターであったので……2人は「楽しい時間」を持つことになる。

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