戦う雷鳥師団

劇場公開日:

解説

「アマゾンの美女」のジョン・H・オウァが製作・監督にあたった1952年作品で、第2次大戦イタリアで勇名をはせた雷鳥師団を描く戦争映画。「怒濤の果て」のケネス・ガメットのストーリーをメリイ・マッコール・ジュニアが脚色した。撮影は「暴力帝国」のレジー・ラニング、音楽はヴィクター・ヤングの担当。出演者は「剣侠ロビン」のジョン・デレク、新進ジョン・バリモア・ジュニア、「烙印」のモナ・フリーマン、「鬼軍曹ザック」のジーン・エヴァンス、新人アイリーン・クリスティ、ワード・ボンドら。

1952年製作/アメリカ
原題:Thunderbirds
配給:リパブリック日本支社=NCC
劇場公開日:1953年8月15日

ストーリー

オクラホマ州グリーン・ヒルスの国土防衛隊からなる雷鳥師団は歴史と伝統に輝いていた。1940年9月師団は現役となり数百の青年が召集され訓練を受けた。彼らのうちの2人、ジル・ハケット(ジョン・デレク)とトム・マックリーリ(ジョン・バリモア・ジュニア)はともにメリイ・コルドウェル(アイリーン・クリスティ)を愛しており、彼女も2人に等分の好意をよせていた。トムは古参軍曹のローガン(ワード・ボンド)を慕い、接近しようとしたが、ローガンは何故か彼を近づけようとしなかった。隊にはほかにトラック運転手のマイク、若い商店主サム、新妻の出産をひかえたレイ、さらに銀行家の横着息子カイスらがいた。間もなく第2次大戦が勃発し、雷鳥師団はイタリア戦線に参加した。レイはすでに戦死し、カッシノの戦闘ではトムが負傷したローガンはトムの後送を拒み、ジルはローガンを憎んだ。実はローガンこそトムの父で、第1次大戦当時、自分の責任で10人の戦死者を出したため軍法会議に付され、息子や故郷の人々に顔向けできなくなり名を変えて師団に身を投じていたのだ。ローガンは息子にその事実を知らせぬまま戦死した。やがて連合軍の勝利の日が来て、雷鳥師団は凱旋した。メリイとトムは結ばれ、ジルも美しい看護婦エレン(モナ・フリーマン)を妻にした。

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