ターザン大いに怒る

劇場公開日:

解説

11代目ターザン、ゴードン・スコットが主演する35本目のターザン映画。バーン・ギラーとロバート・デイの脚本を新進ロバート・デイが監督し、「前線命令」のテッド・スケイフが撮影を、ケン・ジョーンズが音楽を担当した。出演は「ターザンの決斗」のゴードン・スコットのほか「十戒(1957)」のジョン・キャラダイン、ベッタ・セント・ジョン、ゲーリー・コックレルら。製作サイ・ワイントローブ。

1960年製作/アメリカ
原題:Tarzan The Magnificent
配給:パラマウント
劇場公開日:1960年11月18日

ストーリー

アフリカのある村の銀行をバントン一家の強盗が襲った。保安官ウィンターズは一味のコーイ(ジャック・マホニー)に殺された。これを目撃したターザン(ゴードン・スコット)は単身一味の本拠に乗りこみ、コーイを捕らえカロビーの警察本部にとどけようとした。バントン一家ではコーイの父アベル(ジョン・キャラダイン)と3人の弟マーティン、ジョニー、イーサンは集落に行き、コーイを探したがみつからなかった。アベルは河ボートを爆破してターザンの行手をはばんだ。ターザンはジャングルを通るしかなかった。船から下ろされた乗客のうちエームズ(ライオネル・ジェフリーズ)と妻フェイ(ベッタ・セント・ジョン)、コンウェイ、若い女ローリー(アレクサンドラ・スチュアート)を同行して、ターザンは出発した。ジャングルの猛獣とバントン一味の追求で、一行の旅行は困難をきわめた。フェイはエームズに愛想をつかし、コーイに色目をつかった。ある夜、一行の寝ている間にフェイとコーイは逃亡した。コーイはフェイを残して逃げ、フェイは死んだ。ターザンはすぐにコーイを追いかけ彼を捕まえた。一行はバサイ族の集落にさしかかった。原住民たちはコーイを発見、彼を渡さぬ通さないといった。コーイは集落の象牙泥棒だった。ターザンは酋長の妻が難産中なのを利用し、医師コンウェイに命じ無事出産させ、集落を通過することができた。バントン一味はターザンのためアベルとコーイだけが生き残った。コーイはアベルとスキをみてターザンを襲った。ターザンはアベルを倒し、コーイを捕らえた。犯人を無事カロビーの警察に引渡し、賞金をウィンターズ未亡人にことずけて我が家に帰った。

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