戦火(1926)

解説

J・G・ホークス氏とエドワード・J・モンターニュ氏との合作、ホークス氏の脚色なるものを「天晴れトニー」「豪気堂々」等と同じくリン・F・レイノルズ監督した。主役は「暴風征服者」「義賊ラッフルズ」等主演のハウス・ピータース氏が演じ、相手役は「ヤング・ラジャー」「三十日間」等出演のワンダ・ホウリー嬢で「戦禍」等出演のウォルター・マッグレイル氏、C・E・アンダーソン氏等が助演する森林活劇である。

1926年製作/アメリカ
原題:Combat

ストーリー

樵夫ブレイズ・パークはフリント製材会社の森林管理人となった。レッド・マクラウリン一味の密猟者を駆遂することが彼の役目であった。シモンズという男は彼を裏切ったが彼はシモンズの恋人ルースを吹雪の中から救って山の小屋に避難させた。その跡をつけて来たレッドはパークに組着いて来たので格闘が始まりレッドは崖から墜ちて死んでしまった。パークはルースをシモンズの許に伴って行ったがシモンズは泥酔している。そうして女と酒といずれかを選ぶかと問われて酒瓶の方へ手を伸ばす。ルースはシモンズが病気だと思込んだ。森林の自分の仕事に帰ったパークは火災が起ったので2人に警告しに行った。シモンズは卑怯にも1人で逃げようと試みる。パークは猛火を潜ってルースを救い出したがシモンズは遂に逃げ路を見失って焼死した。ルースはパークこそ真の男だと知って彼の力強い腕に抱かれた。

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