西部のガンベルト

劇場公開日:

解説

スローン・ニブレーのオリジナル・ストーリーからナイブレイと「荒野の決闘」のウィンストン・ミラーが共同で脚本を書き「蒙古の嵐」のアンドレ・ド・トスが監督した西部劇。撮影はジョン・W・ボイル、音楽は「死の谷」のデイヴィッド・バトルフ。出演は「無法街の決斗」のランドルフ・スコット、女優兼歌手のルシル・ノーマン、ほかにレイモンド・マッシー。リチャード・ウェッブなど。

1952年製作/アメリカ
原題:Carson City
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1962年7月31日

ストーリー

カーソン・シティの銀行家ウィリアム・シャロンは、自分の鉱山から出る金や銀を輸送する駅馬車が、度々強盗に襲われるので、カーソン市からバージニア市まで鉄道を建設することにし、西部で名の聞こえた鉄道技師ジェフ・キンケイド(ランドルフ・スコット)にその仕事を頼んだ。カーソン市に乗り込んだジェフは、新聞を発行しているミッチェルから娘のスーザン(ルシル・ノーマン)やその弟アラン(リチャード・ウェッブ)に紹介された。同じ鉱山主でありながら町の有力者ジャック(レイモンド・マッシー)は何故か鉄道建設に反対していた。彼は自分の鉱山がほとんど金を産出しなくなったことを隠してならず者のジム・スクヮィアースとその一味を使って駅馬車強盗をさせていたのだ。工事が始まり、建設道具を積んでカーソン市に向かった荷馬車が襲われ、谷底へつき落された。馭者が死の直前に岩に刻みつけた文字から、ミッチェルは犯人はジムの一味だと推察してデイビスに打ち明けたため暗殺されてしまった。デイヴィスの口車に乗った町民は鉄道工夫たちがミッチェルを殺したと思いこんで工夫たちとの間に喧嘩が始まった。ジェフは腹心のハガティ(ウィリアム・ハード)と共に腕づくでそれを鎮めた。トンネルを掘り始めた時突然出水騒ぎが起こり、調査に入ったジェフたちは、待ち受けていたかのような地崩れのため生き埋めにされた。ハガティに助け出された一同は、何者かがダイナマイトを仕掛けたことを知った。遂に鉄道が完成したが、祝賀会にデイヴィスがいないのに気づいたジェフは彼の鉱山に行き、彼らが列車強盗を企んでいるのを知った。計画が失敗したデイヴィスは罪の発覚を恐れ、スクヮィアースを不意討ちで殺し、追い迫るアランも射殺した。山の中でジェフと対決したデイヴィスは彼の弾に当たって崖から落ちて死んだ。ジェフはスーザンの許へ帰ってきた。

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