青春万歳(1935)

解説

「シュヴァリエの巴里っ子」「八点鐘」のアン・サザーンと「蛍の光」「我が妻を見よ」のジーン・レイモンドが主役を勤める映画で、マーク・ラックマン原作、ローレンス・ハザード及びレイ・ハリス共同脚色、「曲芸団」「カーニバル」のウォルター・ラング監督、「紅雀」のルシエン・アンドリオ撮影になるもの。助演者はタップ・ダンサーとして名あるビル・ロビンソン、「歌の翼」のサーストン・ホール、「バワリイ」のパート・ケルトン、「恋のセレナーデ」のジョージア・ケイン、「心の痛手」のサム・ハーディ等である。

1935年製作/72分/アメリカ
原題:Hooray for Love

ストーリー

大学を出たばかりのダグ・タイラーはレヴューの演出家を志し、一目見て好きになったナイト倶楽部の踊り子パットをスターにしたいと思うが相手は冗談にして取り合わない。ダグはラジオ放送局の案内係になって働いているうちパットの姿を見つけて追いかけて雑音がマイクに入り追いだされる。憮然と帰る途中彼は年老いた俳優コモドーアと知り合いになる。コモドーアはパットの父親だった。彼はパットの主演する新作のレヴューに出資をダグに勧める。ダグは田舎の家屋敷を抵当にいれて金を作る。もう一人の出資者はチンピラ女優トリグシーのパトロン、ジャッジ・ピータピーである。レヴューの経営にはガンズとグラディが当たり、演出をダグが引き受け出演者はパットの他に舞踏の名手マリヤ・ガンバレーリ、タップダンス名人ビル・ロビンソンとジェニ・レゴンなどと決定する。所が稽古中に経営者が金を持って逃亡したのでコモドーアはかねて彼に色目を使っていた公爵未亡人と結婚の約束をして1万5千弗を貰い稽古を続ける。所がレヴューの初日になって約束の不履行を怒った公爵夫人が小切手の支払を停止したので大道具や衣装屋は怒って背景や衣装を持って帰ると言い出す。驚いたコモドーアは未亡人の所へ急行し、パットとダグは債権者側と折衝し、やっと初日の幕をあける事が出来た。そしてパットとダグは結婚する事となった。

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