スピード王(1923)

解説

グローヴァー・ジョーンズの監督したリチャード・タルマッジ主演映画で、「稲妻ダン」に続く作品である。対手役はセネット喜劇にいたヴァージニア・ウォーウィックである。劇中タルマッヂは2役を演じて得意の離れ業を見せる。

1923年製作/アメリカ
原題:The Speed King

ストーリー

マンダヴィアという仮想国の王チャールズは逆臣ロドルフ・ダンリに幽閉された。ロドルフは王に迫って燐国セルマーニアへ領土割譲をする宣言書に署名させようと計っていたが、王は極力これに反抗していた。世界有数の離れ業の名手ジミー・マーティンは王と瓜2つの所からロドルフに甘言を以て欺かれ、王の身代わりをする約束をしたが、彼は美しきマーガレット姫と恋に堕ちて、自分の素性を明かしたので、ロドルフの悪計は失敗に帰し、快男子ジミーの破天荒の大活躍となり、遂に彼は幽閉されたチャールズ王を無事に救出し逆臣ロドルフの仮面をはいだ。

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