スエズのレビュー・感想・評価

全1件を表示

3.0竜巻 と スカート

2022年3月20日
Androidアプリから投稿

スエズ運河建設に尽力した仏外交官レセップスの活躍を描く

先祖はスペインから来たと考えられているらしい彼に
タイロン・パワーを配し
二人の美女に支えられたりしてかなり娯楽性が高い

ナポレオン3世の皇后となるウジェニーはいとこ
ドレスの豪華さ、伝説的な宝石で有名で
映画ではそんな感じ
(クリノリンでスカートを巨大化させた)
(彼女の母親はメリメのカルメンのモデルらしい)

男装したり、エピソードも盛り沢山の人なので
トニは分身だろうか?

英国の反対や妨害も軽く描かれている

最初は反対していても
いざ開通してみれば、その利用は英国船舶が圧倒的で
1869年に開通
1875年には英国がスエズ運河最大株主に
しれっと(?)英国国歌も流れている

このあとも揉めるが、映画はここらへんまでで
トニを失ったレセップスの涙目で終わる

パワーの美貌の他には
竜巻とウジェニーの巨大スカートが見処か

アナベラ(トニ役)が頑張ってはいるが
二人の美女が絡むわりには
情感の方はあまり感じられない

コメントする (0件)
共感した! 0件)
jarinkochie