銃弾都市

劇場公開日:

解説

製作ベネディクト・ボジャース、脚本リチャード・H・ランドー、監督ロバート・フローリー、音楽ルイス・フォーブスと、「片眼のジョニー」と同じスタッフによって製作されたギャング映画1949年作品。原作はロバート・モンローのラジオ・ドラマ“No Blade too Sharp”で、撮影は「夜歩く男」のジョン・アルトン。出演者は「南支那海」のジョン・ペイン、「落日の決闘」のソニー・タフツ、「コロラド」のエレン・ドリュー、「わが谷は緑なりき」のライス・ウィリアムズ、以下ジョン・ハーモン、ハリー・ブロンスン、グレタ・グランステットら。

1949年製作/アメリカ
原題:The Crooked Way
劇場公開日:1953年3月13日

ストーリー

今次大戦に武勲をたてたエディ・ライス(ジョン・ペイン)は頭部に砲弾の破片を受けたため、過去の記憶を全く喪失して応召地ロサンジェルスに帰ってきた。駅でヴィンス・アレクサンダー一味を捜査中のウィリアムズ警部は、彼をかつてヴィンス一味にいた者だと認めて逮捕しはげしく追及したが、記憶喪失では仕様がなく釈放することにした。彼は前妻ニーナ(エレン・ドリュー)に会うことができたが、彼女は彼の記憶喪失を信じることができず電話でヴィンス(ソニー・タフツ)に連絡した。ヴィンスからよこされた手下に散々殴りつけられたエディは、そのショックで記憶を一部回復しヴィンスの身代わりで2年間入獄していたことを思い出した。過去をすっかり思い出すまではこの町を離れまいと決心した彼は、かわらぬ好意をもって立ち去ることをすすめるニーナの言にも肯んじなかったが、ヴィンスは彼に濡れ衣をきせて社会から葬り去ろうとした。エディを追うヴィンスと、エディを保護しようとする警官隊との間に銃撃戦が展開され、ギャング一味は射殺され、傷ついたニーナとエディは隠れ家から救出された。そして過去の罪業をいっさい洗い落とした2人は再び新生活を始めることになった。

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