深紅の挑戦

解説

「海のモーラン」等と同様ドロシー・ダルトン嬢主演のパ社映画で、「運命の孤児」同様ポール・パウエル氏が監督した。ヴィンジー・ロー女史の小説『迷谷のタロ』(Tharon of Lost Valley)からビューラー・マリー・ディックス女史が脚色したもので、相手役としてはアメリカンやユ社で昔からお馴染みのジャック・モワー氏、その他名悪役フランク・カンポー氏等が共演している。ダルトン嬢が生粋の西部娘となって拳銃を振り廻す痛快な物。

1922年製作/アメリカ
原題:The Crimson Challenge

ストーリー

ロスト・ヴァレイの牧畜家ラストの娘タロンはその地方の花、望み手も多い中に、家畜泥棒の大悪漢バック・コートレイは妻あるをも顧みず最も熱心に求婚した、そして遂に口論の末ラストを殺して終わった。牧場主を失ったこの地方にバックはあらゆる毒手を延ばしたが、父が殺されたタロンは堅く心に復讐を誓い、よく人々の心を集め盛んに武技師を練り時機をを待った。遂に時来たって大争闘の結果、彼女は見事バック一味を撃滅する事が出来たのである。常々彼女を慕っていた青年ビリーに対して始めは彼女は兄として親しんでいたが、その頃彼女の心に漸く女とし彼を想う気持ちが芽ぐんで来た。

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