シルバー・シティ

劇場公開日:

解説

フランク・グルーバーのシナリオを「火星着陸第1号」のバイロン・ハスキンが演出した西部劇。撮影は「血と砂(1941)」のレイ・レナハン、音楽はポール・ソーテルが担当した。出演「リオ・コンチョス」のエドモンド・オブライエン、「マクリントック」のイヴォンヌ・デ・カーロ、バリー・フィッツジェラルド、リチャード・アーレン、グラディス・ジョージほか。製作はナット・ホルト。

1951年製作/アメリカ
原題:Silver City
配給:パラマウント
劇場公開日:1964年12月18日

ストーリー

1870年頃、西部の銀鉱の町[シルバー・シティ]にモファット(エドモンド・オブライエン)という原鉱の分析技師がいた。彼は3年前、ストース(リチャード・アーレン)と2人で鉱山を経営していたが強盗に襲われ、鉱石の分析表を盗まれた。実は強盗はモファットとグルだったのだ。たった1度の悪事だったが噂は広まり、今ではモファットは、常に過去の影におびやかされている口数の少ない男になってしまった。ある日彼の事務所にキャンデス(イヴォンヌ・デ・カーロ)という美しい娘が父親と鉱石の分析を依頼に来た。その結果、多量の銀の含有がわかったが、鉱山の借用期限があと12日しかないので急いで鉱石を運び出さねばならなかった。噂が広まり鉱山の持ち主ジャーボーは子分のタフを使って銀の含有量を聞こうとしたが、モファットは口を割らなかった。ストースが鉱山に投資のため妻ジョセフィンと町にやってきた。そして彼は、多量の銀が含まれていることを知った。一方キャンデスは、モファットの過去を知ったが正しく生きようとしている彼を信じ、鉱山をまかせることにした。ジョセフィンはかつてモファットと結婚するはずだった。その2人が事務所に入っていくのを見たタフは策略をめぐらし、ジャーボーとかけ合い、モファットを殺すことを条件に鉱山の権利を半分ゆずってもらう約束をした。森の中で激しい撃ちあいが始まり、ついにモファットが勝った。そしてキャンデスと結ばれた。

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