シーバの女王

解説

「クレオパトラ(1963)」「サロメ(1918)」以上に大掛かりのフォックス映画社特作歴史劇で、例によってJ・ゴードン・エドワーズ氏の監督に成ったもの主役のシーバの女王には妖艶ベティー・ブライス嬢が扮し、「我れ若し王者なりせば」出演のフリッツ・ライバー氏がソロモン王に、その他ジョージ・シーグマン氏、ハーバート・ヘイス氏、ハーシェル・メイオール氏等も出演する。

1921年製作/アメリカ
原題:Queen of Sheba

ストーリー

姉の弄ばれた復讐にシーバの女王は結婚式の夜夫なる王を刺した。王の暴威を恨んでいた人民は女王を国主に戴く事を誓う。女王は当時権政並びなきソロモン王を訪ひ、王の歓待を受けて滞在する。絶世の美女シーバの女王と名君ソロモン王とは熱烈な恋の美酒に酔ったが、2人、の別れねばならない日は遂に来た。ソロモン王の情を宿して女王は国へ帰った。2人の間に生まれた子が4歳に成った時、女王は彼を父なるソロモン王の許へ訪れさせる。王は喜び迎えたが、予て王位を窺う王弟アドニジアは彼が王の世嗣と成るを恐れ彼を亡き者にせんと悪計を廻らす。シーバの女王は我子危しと聞き、大軍を率いてソロモン王の許へ馳せ付ける。女王の救援によって王も危きを逃れ子供も幽閉された墓より救われる。女王は再び悲しい別れを王に告げ、我が国指して引き上げた。

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