七羽の白鳥

1917年製作/アメリカ
原題:The Seven Swans

ストーリー

昔々セヴン・ダイアルズの王様トウィードルディには7人の王子と末の姫君エリスとがありました。隣国の女皇オルガは自分の国の財政貧しきを心痛し、セヴンダイアルズ国のエリス姫と自分の王子ピーターキンと婚約を結ばせ、自国の窮これを救おうとしましたが、姫はどうしてもこれを承諾致しません。オルガ女王は魔法使いに命じ7人の王子を白鳥の姿に変えさせ山奥に導いてしまいました。そして自分はドウィードルディ王と結婚しましたが、姫は兄7人の身の上を案じ神の御告によって兄の居所に赴き、鳥の兄さんたちの世話をして月日を送る中チャーミングという他国の王子と相愛の仲となりました。その中姫は「兄を再び人間にするには、7つの葦のきれの反物を拵らえこの鳥に被せればよい。しかしこれができあって兄が人間の姿になるまでは、誰とも話をしてはならぬ」と神からの御告げがありましたので、姫は無言のままにきれを織り始めました。チャーミング王子は姫が口を利かないので大変失望し、オルガ女王の悪計を信じ姫を棄てて狩に出てしまいました。姫は恋を犠牲にしても兄のためきれを織っていましたので、オルガ女王のため火刑に処せられようとしましたが、刑の前夜鼠の王様が来て知恵を授け、鳩を使いにしてチャーミング王子及び兄の鳥に急を知らせました。あわや火刑という際に7羽の鳥が参りましたので姫はやっと織り上った着物を被ぶせますと鳥は人間の姿となり姫は救けられてめでたく王子と結婚をなさいました。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く