少年ロビンソン

解説

「フランダースの少年」に続くジャッキー・クーガン主役映画で、原作はウィラード・マック氏が特にクーガンのために書き卸したものである。監督は「サーカス・デイズ」「恋愛三代記」と同じくエドワード・クライン氏。クーがンの対手役として出演する人々のうちには「天晴れの名投手」のトム・サンチ氏、フォックスのスターなるジョージ・オブライエン氏の父である現桑港警察部長なるダニエル・オブライエン氏等という珍しい顔が見える。

1924年製作/アメリカ
原題:Little Robinson Crusoe

ストーリー

ミッキー・ホーガンの父が死んだ後孤児のミッキーを引き取ってくれるものは豪州にいる伯父さんだけであった。しかしミッキーの乗った船は途中で難破し、彼は恐ろしい食人種の住む南洋の一孤島に漂着したが、彼は戦の神であると原住民達に信ぜられたので、彼は原住民の中に崇められて暮らすことになった。付近の白人の集落が原住民に襲撃された時、ミッキーは無線電信をもって危救信号をしたので、ミッキーも助けられ、サンフランシスコへ帰って父の勤めていた警察の伯父さん達から歓迎された。批評ークーガン最良作品の一つ。面白い上に戦慄を与える。最良常設館向きの映画。(ニウス誌フランク・エリオット氏)

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