残酷ヘビ地獄
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解説

人間に最も嫌悪され、危険とされているスタンリー(原題)という名を持つ、体重12キロのガラガラヘビと人間の戦いを描く。製作総指揮はジョン・H・バロウズ、製作・監督はウィリアム・グルフェ、ウィリアム・グルフェのオリジナル・ストーリーをゲイリー・クラッチャーが脚色した。撮影 はクリフ・ポーランド、編集はジュリオ・キャベスが各々担当。出演 はクリス・ロビンソン、アレックス・ロッコ、スティーヴ・アレイモ、マーク・ハリス、スーザン・キャロルなど。

ストーリー

ベトナム出兵中、父親の死を知ったティム(クリス・ロビンソン)は故郷フロリダに戻ると、たったひとりでエバグレイズでの生活を始めた。ある日、彼は食肉鳥に襲われているガラガラヘビを助け、小屋に連れ帰って傷をなおしてやったことから親しくなり、そのヘビにスタンリーと名づけて一緒に暮らすようになった。やがて彼は、ヘビに興味をもつようになり、集め始めた。小屋はたちまち足のふみ入れ場もない程、あらゆる種類のヘビが集まり、ヘビに対する愛情が強まる一方で、人間を嫌悪し始めた。ある日、ティムとスタンリーは捕獲業者に多くのヘビが捕獲されているのを発見し、死にものぐるいで救ってやった。そのことから、父の死は事故死ではなく、業者のボス、トムキンス(アレックス・ロコ)に密猟者として殺されたことを知った。その夜、父の昔の恋人だったスネーク・ダンサーのグロリアに真偽を正そうと店にでむいたが、彼女が、以前貸したヘビをショーの終りにかみ殺してしまったのを目撃した。怒ったティムは、ただちに復讐に移った。閉店後、寝室で眠っているグロリアと愛人は絶叫してのたうち廻る。ヘビは首すじや胸など、からだのいたるところにかみついていった。二人は数分のうちに処刑されてしまった。一方、トムキンスは邪魔者ティム殺害を計画。3人の殺し屋をさし向けた。だが二人は底無し沼に落ち、どんどん沈んでいく。すでに首しか沼の上にでておらず、その鼻先にティムは毒ヘビを放った。二人の恐怖は頂点に達し、半狂乱のうちに没していった。その中にはスタンリーの二匹の仔ヘビも含まれていた。さらにティムはその殺し屋に追い詰められナイフで迫られた。その時、スタンリーが殺し屋に食いついていった。翌朝、ティムは攻撃に移った。トムキンスの屋敷にしのび込み、プールに数十匹の毒ヘビをもぐり込ませた。それを知らず、トムキンスは、飛び込み台からジャンプした。その瞬間、ヘビに気づいたトムキンスは恐怖に眼をひきつらせ、悲鳴をあげた。かれは浮かび上がってこなかった。ティムはこの現場を目撃したトムキンスの娘スージー(スーザン・キャロル)を誘拐し、小屋に連れ込んだ。毒ヘビであふれた部屋に入ったとたん、スージーは恐怖で圧倒された。彼は、スージーに結婚を迫った。ここに、彼女と共にエデンの園を造る計画だったが、拒否された。怒ったティムはスタンリーにスージーを殺すよう命じた。が、どうした訳かスタンリーは彼の命令をきかず、逆に彼を襲ってきた。その時、ランプが倒れ、小屋はたちまち火の海となった。スージーはあやうく脱出したが、火だるまと化したティムは息を絶った。そしてスタンリーは森の中に姿を消してしまった。...

作品データ

原題 Stanley
製作年 1972年
製作国 アメリカ
配給 コロムビア映画

提供:株式会社キネマ旬報社

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