札束とお嬢さん
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解説

「重役室」の原作者キャメロン・ホーレイの小説の映画化。実業界を背景にしたメロドラマである。脚色は「情事の終り」のレノア・コフィーとマリオン・ハーグローブの共同。監督は「千の顔を持つ男」のジョセフ・ペヴニー。撮影は「必殺の一弾」のジョージ・フォルシー。音楽は「避暑地の出来事」のマックス・スタイナー。出演はジェームズ・ガーナー(「潜望鏡を上げろ」)、「初恋(1958)」のナタリー・ウッドのほか、ニナ・フォックら。製作ヘンリー・ブランク。

ストーリー

財界の切れ者キャッシュ・マッコール(ジェームズ・ガーナー)は、経営不振の会社を売ったり買ったりして財をなした怪腕の持ち主だった。いまや彼の勢力は絶大なものだった。その頃、ダンバース将軍の計器会社とうかつな契約を結んだため、グラント・オースチン経営のプラスチック会社が危機に陥った。経営相談会社のギル・クラークは、グラントの会社をマッコールが150万ドルで買うだろうと教えた。銀行家アザーソンとも相談したグラントは、娘ロリー(ナタリー・ウッド)を連れてマッコールに会った。マッコールはロリーを知っていた。そして会社は200万ドルで買うといった。それからマッコールはロリーを飛行機に乗せて強引に連れ出し、彼女の気持ちを問いただした。――1年前の夏、若く冒険心に富んだ娘だったロリーは、ある避暑地でマッコールに会い、彼に身を任せようとした。しかし、マッコールは本当に彼女を愛していたので、彼女にかえって冷たくした。今でもロリーが自分を愛してくれているかどうか、マッコールは聞いたのだ。今ではロリーも心から彼を愛していた。一方、ダンバース将軍はプラスチック会社売り渡しの話を聞き、マッコールに300万ドルのねうちのある株と引きかえに、グラントの株を手放すようもちかけた。その会社の株が欲しかったマッコールの心は動いた。マッコールはロリーに結婚を申し込んだ。老嬢モード・ケナード(ニナ・フォック)の妨害も効を示さなかった。ゴラントはマッコールが100万ドル儲けるために株を買ったのではないかと疑ったが、ダンバースの悪だくみが暴かれ、誤解がとけた。マッコールとロリーは結ばれた。...

作品データ

原題 Cash McCall
製作年 1960年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース

提供:株式会社キネマ旬報社

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