極楽槍騎兵

解説

「極楽発展倶楽部」「玩具の国」のスタン・ローレル、オリヴァー・ハーディの2人が主演する映画で「玩具の国」のフランク・バトラーがジェフ・モフィットと共同して原作・脚色した。監督はホール・ローチ喜劇専属のジェームズ・W・ホーンが当たり、「玩具の国」のアート・ロイドと「ロイドの大勝利」のウォルター・ランディンが共同撮影した。助演は「空飛ぶ音楽」のジューン・ラング、「青い部屋」のウィリアム・ジャニー、デイヴィッド・トーレンス、アン・グレイ、ラィオネル・ベルモア等である。

1935年製作/アメリカ
原題:Bonnie Scotland

ストーリー

蘇格蘭随一の富豪マクローレル氏が死んだから遺産を譲るというしらせが、米国の刑務所に服役中の孫スタン・マクローレルに伝えられた。喜んだ彼は相棒のハーディと一緒に脱獄し、貨物船に潜んで英国へ密入国した。所が遺産は全部孫娘のローナに譲られて彼の貰ったのはつまらない形見の品だけだった。無一文の2人は宿を追い払われ、洋服屋のつもりで入ったのがインド守備兵の連隊だった。2人は無理矢理にインドへ連れて行かれた。ローナを愛している青年アレン・ダグラスも、彼女がインドにいる後見人マクグレガー大佐の許にさったのを追って、2人と一緒に入隊してインドへ渡った。大佐の妹ヴァイオレットは兄とローナとを離す野心からアレンとローナとの間の手紙は総て押収してお互いの愛を忘れさせようとした。それが効を奏し大佐とローナとの婚約が発表された。丁度その時到着した兵卒アレンはそれを聞いて絶望の末、辺境に出征し決死隊に志願して自ら死を求めた。恋人アレンが到着した事、今までお互いの手紙がヴァイオレットの手で焼かれた事を知ったローナは総てをマクグレガー大佐に訴えた。寛大な大佐は潔く自分の婚約を破棄し2人の幸いを祈った。マクローレルとハーディも決死隊として乗り込んだが、危うく殺される所を2人は蜜蜂の巣をひっくり返したので、そのため敵は蜂に襲われて壊滅したが救援に到着した味方の軍隊まで大混乱に陥ったのである。

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