殺しのイリュージョン

劇場公開日:

解説

ニューヨークを舞台に、殺人の汚名を着せられた私立探偵が自らの身の潔白を証明するために活躍する姿を描くハードボイルド・アクション。製作はアーウィン・メイヤー。脚本・監督に「探偵マイク・ハマー俺が掟だ!」の脚本のラリー・コーエン。共同監督にウィリアム・タネン。撮影はダニエル・パール、音楽はパトリック・グリーソンが担当。出演はビリー・ディー・ウィリアムス、モーガン・フェアチャイルド、ヴァニティほか。

1987年製作/アメリカ
原題:Deadly Illusion
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1988年3月26日

ストーリー

ノー・ライセンスで調査活動を続け、大都市NYを泳ぎ回るハンバーガー(ビリー・ディー・ウィリアムス)。彼は「ニューヨークの住民の半分が俺を知っている」とウソぶくほど顔が広い。調査はハデで、拳銃しょっちゅうぶっ放し、人死に絶えない。本人は「事故だ」と弁解しても、そんな論は通らない。街角のデリカテッセンが事務所がわりで、相手はとびきりの美人でセクシーな、なおかつ知性にあふれるリナ(ヴァニティ)だ。愛車は払い下げのイエロー・キャブ・タクシー。女にもてて、金まわりもよく、大都会を自由に走りまわるハンバーガーだが、彼にも苦手の人物がいた。子供のころからつき合っている、ニューヨーク市警の警部補のポール・レファーツ(ジョー・コルテーゼ)だ。ハンバーガーが、ある日、ある男に妻を殺してくれと頼まれた。彼は男を騙して女を逃がし、手つけ金まで手に入れたのだが、翌日、殺しのターゲットだったバートン夫人(モーガン・フェアチャイルド)が死体で発見された。しかし、殺しの現場で見た夫人の死体は、以前に会った人物とは別人だった。ワナにはまったハンバーガー。その場にはポールも同行していたが、ハンバーガーが自分の無実の証をたてても、信じてくれない。ハンバーガーは自らの潔白を証明するために、自分で事件の真相を追うことにするのだった。リナの協力を得て調査を開始。ついには驚くべき事実につきあたるのだ。

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