荒野の追跡(1954)

劇場公開日:

解説

エリス・マーカスの西部小説を「風と共に散る」のジョージ・ザッカーマンが脚色、「東京特ダネ部隊」ジェシー・ヒッブスが監督し、アーヴィング・グラスバーグが撮影した。音楽はジョセフ・ガーシェンソン。主演は「夜の道」のオーディ・マーフィとダン・デュリエ。新星スーザン・キャボット、ザビェル・クガート夫人の歌手アビー・レーンがいろどりをそえ、他にラッセル・ジョンソン、ポール・バーチなどが助演する。ジョン・W・ロジャース製作。

1954年製作/アメリカ
原題:Ride Clear of Diablo
配給:ユニヴァーサル映画
劇場公開日:1958年4月27日

ストーリー

鉄道保安官のクレイ・オマラ(オーディ・マーフィ)は、故郷の父と弟が何物かに殺害された知らせを受け、急いでサンチャゴに戻った。クレイは町の保安官ケニョン(ポール・バーチ)と弁護士メレディス(ウィリアム・プレン)をたずねたが、真相はわからない。クレイは単身犯人の捜索を決意し、保安官助手を志願した。ケニョンは最近殺人を犯したキンケード(ダン・デュリエ)が犯人だとクレイに告げた。実は、ケニョンこそ、自分たちの野心を果たすためにクレイの父たちを殺した犯人だった。クレイはキンケードを捕えて町にもどった。しかし真犯人でない彼は、他の罪で裁判にかけられることになった。クレイの心情に同情したキンケードは、ケニョンのそそのかしをはねつけた。インチキ裁判はキンケードを無罪にした。彼はクレイにケニョンとリンガーという子分に注意するようにいって立ち去った。ケニョンとメレディスは町に来る駅馬車から銀塊を横領する計画をたてていた。その頃、町のダンスパーティーでメレディスの婚約者でケニョンの姪のローリー(スーザン・キャボット)はクレイと踊っていた。そしていつしか彼に心が惹きつけられていった。ケニョンは駅馬車を襲う仕事をリンガーに命じた。リンガーは銀塊を横領して逃亡しようとした。これを見破ったケニョンはクレイにリンガーこそ真犯人だとおしえた。リンガーを追う後をケニョンたちも追った。入れ違いに町に来たキンケードは、ケニョンの企みを見破り、クレイの後を追った。キンケードの知らせですべてをしったクレイは、敢然とケニョンに立ち向かった。凶弾にキンケードは倒れたが、自らの命を犠牲にしてクレイを救けた。見事に悪人たちを倒したクレイは、叔父たちの悪事を知った、傷心のローリーを優しく抱いた。そして2人は新しい未来を誓うのだった。

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