恋を恋して

解説

ヴィンセント・ローレンス氏原作になる舞喜劇に基づき、ロバート・N・リー氏が脚色し、「国なき人」「戦禍」等と同じくローランド・V・リー氏が監督したもので、主役は「迸える魂」「影に怖えて」等出演のマーゲリット・ド・ラ・モット嬢と「ドロシー・ヴァーノン」等出演のアラン・フォレスト氏でその他ハロルド・グッドウィン氏、ウィリアム・オースティン氏等の出演する正喜劇である。

1924年製作/アメリカ
原題:In Love With Love

ストーリー

建築業者ジョーダンの一人娘アンは現代的の娘で、金のあるに任せて遊び暮らして居たが、彼女をロバートとフランクの二人が恋して居た、フランクは彼女と婚約の仲と成ったが、ロバートは思い切ることが出来なかった。その中彼の友達ジャックが娘の父に紹介されたが、ジャックは新式の橋梁の設計をして、金になる日を待って居た。アンは日の経つにつれて、本当にフランクを愛して居らぬことに気がつき、それを発表したので、ロバートは自分が彼女の夫に選ばれるのだと信じて有頂天に成ったが、実はアンはジャックを愛して居たのである。遂にジャックとアンとは幸福な生活に入る。

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