元気溌剌

解説

マキシーン・アルトン女史とアデール・バフィントン女史が特に執筆した原作によりチャールズ・ダーントン氏が映画脚色し、「ブロークン・ロー」等と同じくロイ・ウィリアム・ニール氏が監督したもので、主役は「雷鳴轟く」「覇気満々」等主演のバック・ジョーンズ氏で、対手役は「情熱の悪鬼」等出演のヘレナ・ダルジィ嬢が勤め、ダイアナ・ミラー嬢、ルレッチャー・ノートン氏及びハーヴェイ・クラーク氏等が助演している。尚ジョーンズ氏の愛馬「ホワイト・イーグル」が出演していることはもちろんである。

1926年製作/アメリカ
原題:The Cowboy and the Countess

ストーリー

若い牧場主ジェリー・ホィップルはある日旅興行師エドウィン・アーヴィング・マンスフィールドに牧童の一隊を引き連れて渡欧したら金儲けになるよと勧められた。その時物音がしたので見ると断崖に一台の自動車が墜落しそうになっていた。ジェリーが救ってやるとそれは米国見物に来たベルグラヴィア国のヴェルレエヌ伯爵の一行で、その中の美しい伯爵令嬢ジュスティナにジェリーは惚れてしまった。翌日ヴェルレエヌ一行は欧州に帰ると知ったジェリーはとうとうマンスフィールドの勧めに従いカウボーイ欧州興行を思い立った。奇縁の彼らの乗った船にジュスティナ等も乗込んで居た。そして両人が親密になったので令嬢の婚約者ミロの公爵は嫉妬し、遂に満座の中で公爵はジェリーに対して侮辱的言辞を弄したのでジェリーは鉄拳を以て酬いた。欧州でカウボーイの興行は大成功だったがベルグラヴィア国ではジュスティナは公爵との結婚を強要されて困じ果て、折からウィーンで興行中のジェリーに急報した。結婚の当日ジェリーはジュスティナを連れて逃れた。ミロの公爵は山賊ボザーリを頼んで令嬢を取返さんと試みたがジェリーのカウボーイ隊は山賊共を全滅せしめ令嬢はカウボーイのジェリーと結婚した。

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