経験(1969)

劇場公開日:

解説

少年と大人の境をうろうろしている3人の16才の少年が、初めて異性にアタックする話。バーナード・ベッシーの原作からジョー・ヘイムズとロジャー・スミスが脚色、「青春ダイナマイト」のジェームズ・ニールソンが監督した。撮影は「スター!」のアーネスト・ラズロ、音楽は「ハスラー」のケニョン・ホプキンスが担当。出演は、「ブリット」のジャクリーン・ビセット、新人ウェス・スターン、子役出身のリック・ケルマン、ウィンク・ロバーツなど。製作はロジャー・スミスとアラン・カー。

1969年製作/アメリカ
原題:The First Time
配給:ユナイト
劇場公開日:1969年10月18日

ストーリー

ケニー(ウエス・スターン)、マイク(リック・ケルマン)、トミー(ウィンク・ロバーツ)の3人の少年はそろそろ異性に興味を持つお年頃。だが、そうそう簡単に、お金で片付ける問題ではない。3人は一大決心をして探険に出かけることにした。ナイアガラ観光地からカナダ側へ。だが、なかなか女の子はひっかからない。3人があきらめかけていた頃、1人の女性アンナ(ジャクリーン・ビセット)と知り合った。彼女の登場に、3人の胸はふくらんだ。町で彼女が電話をかけているあいだ3人は作戦会議。アンナの訪ね人が不在であることを知って、彼女をケニーの泊まっているホテルに案内することになった。眠りこんでしまったアンナ。3人の少年は、廊下に座りこみながら誰がアンナにアタックするかをジャンケンで決めた。マイクもトミーも勇気が出ないで彼女にアタックできない。そんなこととは知らないケニーは、自分だけが大人になれないとアンナに告白した。やがてカナダに去っていくアンナ。ケニーの心に淡い慕情を残して彼女は去って行った。

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