群盗の宿

劇場公開日:

解説

「拳銃魔」のモーリス、フランクのキング兄弟が製作し、「火星超特急」のカート・ニューマンが監督いた西部活劇1949年作品。ジェイ・モナハンの小説を、「探偵物語」のフィリップ・ヨーダンとアーサー・ストローンが脚色し、撮影は「果てしなき蒼空」のラッセル・ハーラン、作曲はロイ・ウェッブの担当。出演者は「最後の地獄船」のバリー・サリヴァン、「熱砂の戦い」のブロデリック・クロフォード、マージョリー・レイノルズ、フォーチュニオ・ボナノヴァ、グィン・ウィリアムズらである。

1949年製作/アメリカ
原題:Bad Men of Tombstone
配給:映配
劇場公開日:1953年4月25日

ストーリー

ゴールド・ラッシュの頃血気の若者トム(バリー・サリヴァン)は、いんちき賭博で無一文になりゴールド・シティで強盗を働いて投獄された。獄中で彼はモーガン(ブロデリック・クロフォード)という強盗の親方と知り合い、ともに脱獄してモーガン一味に加わった。だがモーガンの部下たちはトムを快く思わず、トムは1人で金鉱会社を襲った。そこに勤めていた女ジュリイ(マージョリー・レイノルズ)はトムに好意を抱いた。彼は彼女にまとまった金を得たら一緒にサン・フランシスコに行こうと約束した。トムとモーガン一味は次々と悪事を重ねたが、トムは自分の分け前が少ないことに不満を持ちはじめた。ある大仕かけな強盗の後、一味は散ってツームストンのブラウン亭で再会することになった。トムとジュリイは結婚し、2人連れだってブラウン亭に来てみると、モーガンはジュリイが仕事の邪魔だと怒った。トムは分け前を貰ったら一味と別れると告げた。モーガンの部下は、トムを除けものにして盗品を山分けしようとして、トムに殺された。今度はモーガンが独り占めして逃げ出そうとしたが、これもまたトムのため殺された。意気揚々ジュリイの元に帰ったトム自身も、盗んだ馬に乗っていたため殺されてしまった。

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