クレタの風車

劇場公開日:

解説

メアリー・スチュアートの小説をマイケル・ダインが脚色、ジェームズ・ニールソンが監督したサスペンス・ミステリー。撮影はポール・ビースン、音楽はロン・グレイナーが担当した。出演は、「夏の魔術」のヘイリー・ミルズ、「ロード・ジム」のイーライ・ウォラック、「トム・ジョーンズの華麗な冒険」のジョアン・グリーンウッド、ほかに新人ピーター・マッケナリー、ポーラ・ネグリ、イレーネ・パパスなど。製作はウォルト・ディズニー。

1964年製作/アメリカ
原題:The Moon-Spinners
配給:ウォルト・ディズニー映画
劇場公開日:1966年3月16日

ストーリー

ニッキー(ヘイリー・ミルズ)は叔母に連れられて民謡録音のためにクレタ島を訪れた。少年アレキシスは母のソフィアの経営するホテルに案内したが、彼の従兄ランビスも叔父ストラトス(イーライ・ウォラック)も、母までも2人に敵意を示した。その夜、ニッキーは英国の青年マーク(ピーター・マッケナリー)と親しくなった。翌日、彼女と泳ぎに行く約束をして別れたマークは、夜釣りに行くストラトスの後をつけて行ったが隠れていたランビスに射撃され、海に落ちた。翌朝ニッキーは現れないマークを探して歩くうち、小さな教会を見つけ、中に入った。血だらけのマークがいた。応急手当てを終えて旅館に帰る途中、ストラトスに捕まり、マークの隠れ場所を白状させられたが彼が教会に行ったとき、マークは逃げた後だった。逃げたマークは山の上でアレキシスに出会ったが近くの風車小屋でニッキーの悲鳴が聞こえた。彼女はしばられて監禁されていた。2人は古い寺院一夜を明かした。マークはクレタ島に来た理由を話した。ロンドンで銀行に勤めていたマークはある人の宝石を届けに行く途中、それを奪われ、強盗の一味と誤解され解雇されてしまったので、無実を証明するために犯人と目星をつけていたストラトスを追って来たのだと。翌朝2人は英国の領事という男に助けられた。そして悪名高い宝石蒐集家ハビブ夫人(ポーラ・ネグリ)の船が来ているのを知った。ニッキーはハビブに会い、マークは嫌疑を受けて苦しんでる事情を説明し助けを求めた。一方マークはストラトスをつけ彼が隠していたダイヤをとりだしているのをみつけ襲いかかったが逆にやられた。ストラトスが宝石を持って夫人に売る交渉をしているときマークが乗り込んだ。警官隊も援助に来た。マークとニッキーの嬉しそうな姿があった。

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