クラスメイツ

解説

マーガレット・ターンブル女史とウィリアム・C・デミル氏との合作舞台劇によりジョセフィン・ラヴェット女史が脚色し「剣戟の雄」「ブライト・ショール」等と同じくジョン・S・ロバートソン氏が監督した。主役は「剣戟の雄」「ブライト・ショール」主演のリチャード・バーセルメス氏演じ相手役はかつてワールド映画の名子役だったマッジ・エヴァンス嬢で、英国から渡米したクライヴ・ブルック氏や、シャーロット・ウォーカー嬢、アントリム・ショート氏等の腕利き連が助演する。

1924年製作/アメリカ
原題:Classmates

ストーリー

北カロライナのバイン・レヴェルの雑貨屋の伜ダンカン・アーヴィングは立身出世をしなければ愛しているシルヴィアと結婚も出来ないことを悟ってウエスト・ポイント士官学校に入学した。シルヴィアの後見をしているスタッフォード家の我儘息子バートもまたシルヴィアに思いを寄せていたが母の命令で同じ士官学校の門をくぐった。新人の彼は当然ダンカンの命の下に教練を受けなければならなかったが、それは彼には忍び難い侮辱だった。しかも彼はシルヴィアが彼よりダンカンを愛していることを知らねばならなかった。彼は嫉妬に狂おしくなって多数の士官候補生の面前でダンカンに侮辱を与えた。耐えかねたダンカンはバートを投げ倒した。バートの目を傷つけた彼は退学処分を受けたのみならず、愛人の誤解を招いた。バートも目を傷つけられたと偽った手前退学せねばならなかった。そして南米に失踪した。ダンカンは愛人の誤解をとくにはバートを連れ帰って事件の真相を告白させるより他に途なきを知って休暇中の友人と共に南米に渡り苦心の末バートを伴い帰った。かくてシルヴィアの愛を回復すると共にダンカンは復活しウエスト・ポイントで結婚式を挙げた。

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