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解説

「青春万歳」と同じくジーン・レイモンドとアン・サザーンが主演する映画で、フランシス・M・コックレルの原作をバート・カルマー、ハリー・ルビー、ビィオラ・ブラザーズ・ショーア、ライアン・ジェームズ、の4氏が協力脚色し、「空中大曲芸団」のジョセフ・サントリーが監督にあたり、「愛情無限」J・ロイ・ハントが撮影したもの。助演者は「パリは夜もすがら」のジェーシー・ラルフ、「米国の機密室」のヘンリー・スチブンスン、「当たり屋勘太」のゴードン・ジョーンズ、「不在証明なき犯罪」のジョージ・ミーカー、「艦隊を追って」りマクシーン・ジェニングス、その他である。

ストーリー

金満家ベネットの一人娘キットは、妻と別れたフレッド・ランドルフと結婚し様としたが、父は激昂してそれに反対した。叔母のイブリンは2人の間を取り持とうとしたがベネット氏は頑として聞き入れない。父親は新聞の求職広告を見て1文無しの学士ジョウを雇い、キットがランドルフと駆け落ちしない様に見張りをさせることにした。そこでキットはそれに対抗上、やはり同じ新聞広告を見てピートを雇い入れた。彼はラジオ歌手志望の青年であるが、大学を出ても仕事が見つからないので彼女に雇われることになった。ピートの仕事というのは、フランスの貧乏伯爵に成り済まし、財産を目当てにキットに結婚を申し込むことである。そうすれば父親はこの貧乏伯爵を避けるため、娘をランドルフとと結婚させるだろうというのが、キットの見込みであった。ところが父親は娘がピートと仲良くなっても一向に平気で笑っている。彼はピートの正体をいち早く知ってしまったのである。キットは父を欺くためピートと親しくしているうち、2人は次第に本当の愛情を感じる様になる。キットが父にピートとの婚約を告げると、父親は笑ってそれを承知する。こうして彼女の計画は目茶苦茶になったが、キットは皆が自分をからかっているのだと誤解して腹を立て、ピートを追い出しランドルフとアリゾナへ駆け落ちをしてしまった。職を失ったピートはラジオの歌手として立つことになったが、キットとランドルフが駆け落ちしたことを聞くと、本心から彼女を愛しているピートは、直ぐ放送局に駆けつけ制止する局員を押しのけてマイクの前に進み、ラジオを通して彼女を愛していることを打ち明けた。アリゾナでそれを聞いたキットは直ぐ様飛んで帰った。その時ピートは放送局をさわがしたかどで裁判にふせられていたが、キットは法廷へ駆けつけてピートの腕に抱かれた。...

作品データ

原題 Walking on Air
製作年 1936年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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