疑惑の夜(1924)

解説

ガイ・ボルトン氏とマックス・マーシン氏合作の物語を、エドワード・モンテーグ氏が脚色し、「奮起の青年」「出世俄成金」等と同じくハーバート・ブラッシュ氏が監督した。主役は「干潮」「人類の破滅」等出演のジェームズ・カークウッド氏「愛国の喇叭」「巨象怒れば」等出演のマッジ・ベラミー嬢で、ザス・ピッツ嬢、トム・ウィルスン氏等が共演している。ミステリー・ドラマとして興味深いものである。

1924年製作/アメリカ
原題:Secret of the Night

ストーリー

ロバート・アンドルウスは或る銀行の頭取であったが、彼が責任を負ってジュシュア・ブラウンという男に金を貸した時、ジョシュアが行方不明になったので、銀行は破産の危機に臨んだ。ロバートは重役会議の席上で、銀行を救う唯一の道は、誰かが自分を殺し、生命保険の金を得る事であると宣言したが、誰も彼を殺そうと申し出るものはなかった。銀行検査官が来たので、ロバートは彼を我が家に招待し、検査の時間を少しでも延ばそうと計る。その夜ロバートをかつて恋していた重役ノールスの妻が、ロバートとバルコニーで話している際、何人とも知れずロバートを狙撃した者があった。しかもロバートの死骸は瞬間に失われてしまう。犯人は果たして誰か?奇怪な事件が続々とその夜邸内に起こり、邸内に泊まった人々全部が捕らえられたが意外な解決によって、実はロバート自身が死を装っていたものと判り、ジョシュアが帰って来たので、一同は初めて喜色を浮かべる余裕が出来た。

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