北国の法律

解説

チャールズ・レイ氏の出演劇としては珍しいもので、雪のカナダが背景である。対手は「男性美」と同じくドリス・リー嬢とロバート・マッキム氏、それにグロリア・ホープ嬢が出演している。

1918年製作/アメリカ
原題:The Law of the North

ストーリー

カナダにある要塞司令官モンカルムの息子アレインは父の用でサン・フェリシアンへ行った留守、父は狼と異名を取った悪漢ル・ノーアの為殺され、あまつさへ妹のヴァージニーは奪い去られた。これを知ったアレインは怒に燃えつ父の仇ルノーアを追う。そして廃滅している要塞内にルノーアを追詰めて流血淋漓たる格闘が起こる。その場に居合わせたヴァージニーはルノーアの弾に倒れた。逃れ行くルノーアの後からは橇に乗ってアレインが再び追って行く。途中アレインはインド人の毒手を逃れて来たルノーアの娘テレサを救う。ルノーアは狼の襲撃を受けて横死を遂げ、ヴァージニーの傷は程なく癒えテレサに対するアレインの憐みの念は愛に代わって行った。

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