巨巌の彼方

解説

グロリア・スワンソン嬢ルドルフ・ヴァレンティノ氏共演のパ社映画でお馴染みのエリノア・グリン女史の同盟の小説をジャック・カニンガム氏が脚色し、「獣牙を脱れし女」等同様サム・ウッド氏が監督した映画である。知名の人々の顔が大分共演者中多い。

1922年製作/アメリカ
原題:Beyond the Rocks

ストーリー

セオドアは英国に生まれた鄙にはまれな美人で、父や姉妹を幸福に導く為に心ならずも年老いた富豪ブラウン氏の妻になった。親切な夫に懐かしむ気持ちはあったが、愛情持ち得なかった。夫婦がある時アルプス登山に赴いた時、セオドラは誤って崖から落ち、丁度居合わせたベラコンデール伯の嗣子ヘクターに助けられたが、昔セオドアは海に溺れようとしてやはりヘクターに助けられた事もあり、2人はこの奇遇を驚いた。此の頃からヘクターとセオドアは互いに心に想い合うようになったが果敢ない人妻の身の上にある彼女はあくまでヘクターの熱情を苦しいながら避けていた。パリに、ロンドンに彼等は相会う機会があったが彼女は常に貞淑な妻たる道を守った。その後手紙の行き違いからブラウンは妻の心を疑い、急にアフリカへ旅立った。ヘクターとセオドアはこれを止むべくその後を追ったが、アフリカの砂漠の賊の為、不幸にもブラウンはうたれて死んでしまった。セオドアの幸福を最後迄祈りながら。

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