キャプテン・アメリカ

劇場公開日:

解説

アメリカ1の命知らずのスタント・ライダー、イーブル・クニーブルの冒険と生気に満ちた半生を描く伝記的作品。製作総指揮はジョー・ソロモン、製作はジョージ・ハミルトン、監督はマーヴィン・チョムスキー。アラン・ケイルーの原作をアラン自身とジョン・ミリアスが脚本化した。撮影はデビッド・ウォルシュ、音楽はバット・ウィリアムズ、編集はジャック・マクスウィーニーが各々担当。出演はジョージ・ハミルトン、スー・リオン、バート・フリード、ロッド・キャメロン、ダブ・テイラー、ロン・マサク、ハル・ベイラー、ベティー・ブロンソン、ロジャー・エディントン、シルビア・ヘイズなど。

1971年製作/アメリカ
原題:Evel Knievel
配給:メトロ
劇場公開日:1972年12月16日

ストーリー

カルフォルニア州オンタリオのモーター・レース場を埋めつくす7万の大観衆の前でアメリカ1の命知らずと呼ばれる男イーグル・クニーブル(ジョージ・ハミルトン)が、愛車のハーレー・ダビッドソンに乗り移った。今日は、この特製のオートバイで、ずらりと並べられた19台の乗用車やトラックを一気に飛び越える離れわざをやってのけようというのだ。--クニーブルはモンタナ州ビュートの町に生まれ、12歳のとき見た“離れわざショー”が忘れられず、オートバイの好きな若者に成長した。彼が初めてオートバイのジャンプで金を稼いだのは旅回りのロデオ・ショーに飛び入りで出場したときで、2台のトラックを飛び越え、興行主や観客をびっくりさせた。以後、彼の飛び越える車の台数は次第に増えていったが、いつも成功するとは限らなかった。命がけのジャンプだけに、失敗の打撃はきびしく、肩、足、腕、脊骨などの複数骨折は付き物だった。そんな彼の身体を、いつも手荒く、しかし見事に修理するのは、主治医のキンケイド博士(バート・フリード)であり、彼に勇気を与えるのは最愛の夫人リンダ(スー・リオン)だった。数えきれないジャンプ歴の中で、イーブルにとって忘れられないのは、ラスベガスのシーザー・パレスの泉水を飛び越えたときのことだった。見事な離陸で50ヤードを一気に飛んだが、着地でバランスを崩し、煉瓦の壁に激突した。キンケイド博士に付き添われ、待機していた救急車で運ばれた。--嵐のような大歓声が、オンタリオ・モーター・レース場を揺るがせてやまなかった。シーザー・パレスの泉水飛びで腰の骨を砕いたため歩行に黄金の握りのついた杖の助けが要るこの男が、見事に19台の車を飛び越え、自分の記録を伸ばしたのである。しかしイーブルにはさらに大きな夢がある。それはグランド・キャニオンを飛び越すことである。彼には恐怖と不可能はない。いつの日か--彼の胸は決意と野望に大きくふくらんでいる。--

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