ガンファイターが帰ってきた

劇場公開日:

解説

バート・ケネディとロバート・バックナーの共同のストーリーをロバート・バックナーが脚色し、「クレタの風車」のジェームズ・ニールソンが監督した西部劇。撮影はエルスワース・フレデリックス、音楽はハンス・J・サルターが担当。出演は「禁じられた家」のロバート・テイラー、「メイド・イン・パリ」のチャド・イベレット、アナ・マルティン、ライル・ベトガーほか。製作はフランク・キングとモーリス・キング。

1966年製作/アメリカ
原題:Return of the Gunfighter
配給:MGM映画
劇場公開日:1967年1月28日

ストーリー

無敵のガンファイター、ベン・ワイアット(ロバート・テイラー)は、ある日、ニュー・メキシコのサン・レアンドロの町で、旧友のルイス・ドミンゴから、すぐ来てくれという知らせを受けた。馬で駆けつけてみると、ドミンゴ牧場は荒され夫妻は惨殺されていた。ひとり娘アニサ(アナ・マルティン)だけが助かったとのことだった。アニサを尋ねてセパーの町へ行く途中、彼は駅馬車の宿駅でリー・サトン(チャド・イベレット)という殺人の嫌疑をかけられた男を助けた。ワイアットは傷を受けたリーの面倒をみているうち、この若者が好きになり、相手を殺したのは正当防衛だったという彼の言葉を信じるようになっていた。彼はセパーの町で、教会に保護されているアニサに会い事件の模様を聞き、旧友の復讐を決意した。リーの傷もアニサの看護で回復し、ふたりはいつしか愛し合うようになっていた。そしてワイアットと父母を惨殺した犯人の顔を覚えているというアニサは、途中、兄クレイ(ライル・ベトガー)の牧場へ帰るというリーと別れてローズバーグの町へ向かった。この町に市の立つ日、リーがクレイやサンダンスと一緒にやって来た。アニサはクレイを見てびっくりした。まぎれもなく彼が犯人だったからだ。クレイは大牧場経営の野心に燃え、判事の命令と偽って、暴力でメキシコ人の土地を巻き上げていたのだ。さて、サンダンスの方も男装して仇を探すアニサに不審を抱き、彼女を確かめようとしてワイアットに射殺された。ところが、ワイアットは正当であったにかかわらず、保安官に捕まってしまった。クレイは翌朝町を襲って牢獄のワイアットと新聞社にかくまわれているアニサを殺して証拠を消そうと計画した。それを知ったリーはその夜密かにワイアットを救い出し、クレイとその一味の襲撃にそなえた。ワイアットはクレイを倒すと、愛し合っているリーとアニサを残して町を去った。

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