がんばれ!ベアーズ 大旋風

劇場公開日:

解説

チビッコ野球チームベアーズが活躍するがんぱれ!ベアーズ′シリーズの第3弾目で、舞台を日本に移し、子供たち同士の友情や、大人たちとの交流を描く。製作はマイケル・リッチー、監督は「愛しのクローディン」のジョン・べリー、脚本はビル・ランカスター、撮影はジーン・ポリトと岡崎宏三、音楽はポール・チハラが各々担当。出演はトニー・カーティス、ジャッキー・アール・ヘイリー、マッシュー・ダグラス・アントン、ブレット・マルクス、デイヴィッド・ボロック、デイヴィッド・スタンボー、ジェフリー・ルイス・スター、スクーディ・ソーントン、若山富三郎、石原初音、アントニオ猪木など。

1978年製作/アメリカ
原題:The Bad News Bears go to Japan
配給:パラマウント=CIC
劇場公開日:1979年3月17日

ストーリー

芸能エージェントであるマービン(トニー・カーティス)は、これといったお客にもありつけず、その日もユウウツな顔でヒゲをそっていた。その時、つけっ放しのテレビで、チビッ子野球チーム、ベアーズのメンバーが、日本チームの挑戦を受けたいが、旅費がなくて困っているということを聞き、さっそく金儲けのアイデアがひめめき、ビバリー・ヒルズのホテルに少年たちを招く。静かなホテルに、ドヤドヤと入ってきたメンバーは、チンピラ暴走族ケ′リー(ジャッキー・アール・ヘイリー)、肥満児エンゲルバーグ(ジェフリー・ルイス・スター)、秀才型のティリヤード(マッシュー・ダグラス・アントン)、クリスチャンのフェルドマン(ブレッド・マルクス)、ルディ(デイヴィッド・ポロック)、トビー(デイヴィッド・スタンボー)という面々だ。マービンは、ベアーズのマネジャーにおさまり、かくして、日本へ向かった。空港では、日本チームと清水監督(若山富三郎)の歓迎をうけ、無事、東京の宿へ着く。翌日、時差のせいで敗退したべアーズの面々は、マービンがとんだ喰わせものであること、テレビ局は、どこも契約しようとしていないことを知る。そこでマービンは再度、大芝居を打つことになる。それは、対戦相手に逃げられて困っているレスラーのアントニオ猪木にさしかえ選手を提供する事を条件にテレビ局に「ベアーズ」の宇宙中継を約束させる、というものであった。アントニオ猪木に対戦すべく登場したレスラーは、他ならぬマービン自身で、その試合を見ていたベアーズの面々は、リングによじのぼり、猪木に噛みついたり、しゃぶりつく始末。この夜の実況が宇宙中継で放映されていたため、たちまちベアーズはニュースのトップに躍りでた。得意満面のマービンは、売り込み作戦をさらに続けた。そしていよいよべアーズと日本チームとの対戦の日、意外な試合運びになるが、結局、清水監督の思いがけぬ友情がマービンを支え、彼の救いがたい心を入れかえさせる。だった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0まあまあだった

2022年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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吉泉知彦
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